ちゃんとした生活

こつこつ家を整えています。日々断捨離。身の丈に合った心地よい生活が理想です。

危険な金銭感覚

我が家は典型的な庶民。

しかし、長女は地元の中学には行きたくないと中堅私立中高一貫校に入学しました。

そこは「花より男子」の世界まではいきませんが、通ってくるお子様たちはお金持ちばかり。

会社経営やら有名美容室経営、タワーマンションの最上階に住んでいるとか、家族旅行はフロリダのディズニーランドとか、裕福な家庭が多いです。

そんな学校に庶民の長女は通っています。

とは言っても、「花男」の登場人物みたいな華やかな雰囲気の生徒ではなくて、雰囲気は素朴。金銭感覚以外は本当に普通の中学生です。

 

しかし、多数のお子さんは来年度は語学留学にいきます。オーストラリア、アメリカ、カナダ、アイルランドなどに1年ぐらい行くようです。

もちろん我が家にはそんな選択肢はありません。

 

日本って全体的には無難に裕福な国なのかもしれませんが、こういう子供たち見てるともの凄い貧富の差があるなあと思います。

長女の地元の親友は出かける時に、おにぎりを持って遊びに行くみたいな話を聞くと「素敵!」って思います。金銭感覚の堅実さに頼もしさすら感じます。

 

私はお金持ちの家庭ではありませんでしたが、一人っ子だったので、欲しいものは何でも買ってもらってました。

洋服でもCDでもライブでも、親のお金で買いまくっていたように思います。

その計画性のない、我慢しない買い物の仕方は、後に私をリボ地獄の世界へ導いてしまったように思います。

なので、長女の学校のお友達のお金の使い方を見ていると危険だなと思います。

親がいつまでも金持ちとも限らないのです。

実際私の両親は正直暮らしぶりは豊かではありません。

時代の変化に収入も右肩下がりな感じでした。

リストラとか病気とか、人生なにが起きるかわからないのです。

長女には、計画的にお金を使うようにいつも言っています。

私のようになるなとしくじり先生のようにぶっちゃけています。

 

湯水のごとくお金を使っても満足感、幸せ感は得られません。一瞬の満足です。

私は金銭感覚を正常値に戻すのに10年以上かかりました。

今でも悪い癖の衝動買いをしそうになります。

完治はしていない気がします。

 

お金に振り回されないためにも、堅実な金銭感覚を若いうちに身につけてほしいなと思います。人生において凄い強みになると思います。